昨年は新型コロナウイルスで始まり今もなお予断の許さない日々が続いております。
たくさんの業種の方々はあらゆる困難を抱えているかと思いますがそれでも時は止まらず
前を向いていくしかありません。
私どもも影響はなかったとは言えませんが日々を精一杯頑張ってきました。
昨年の一年間を振り返ります。
年明け初めの仕事は春に挿し木した葡萄たちの堀上。
驚くほどの発根状態に悪戦苦闘。
まだ外は雪景色なので掘りあげた葡萄はひとまずポットで管理。
雪も融けてビニールハウスでは苺の準備。
土を作り手作りの棚に入れていきます。
大量の苗は安平の道の駅D51ステーションにて販売^^
香りが良くとても甘いです。
いちごも一段落していよいよ葡萄の立ち上げです。
後は芽吹きを待つだけ。
その間にビニールハウスを完成させます。
二棟のハウスが完成して早速トマトなどの野菜作りと自根の挿し木床用にマルチをして準備。
その間に苗の新植をします。
立派な苗です。
半分はクローンは自社です。
5BBのピノノワールの新植です。
しっかり育ってね。
水やりをして葉が展開し根がついて大きくなって。
前年に採取した枝で新たに葡萄の挿し木をします。
金太郎あめみたいな傷んだ枝。
これがどのようになるのか見たみたいけれどどちらにしても枯れていくのは一目瞭然。
植物に限りませんが計り知れない。
まずは2000本近くは出来きたけれどあとは個体差。
今後の成長を観察です。
次は毎年の紅花の床作り。
ロータリーかけて肥料を撒いてマルチ。
手作業^^マルチを引くスタッフは大変そう^^
そうこうしてると葡萄達の開花が始まりました。感動^^毎年感動します。
感動といえば・・・
実はこのヘンテコリンは何なんだろうと・・・
葡萄にとっての害虫ならどうしようと思いながら観察。
この日からこの知らないチャンの観察が始まりました。
脱皮ーーーーー
背中に点々?
テントウムシ?
すごい^^綺麗^^可愛らしい^^感動^^
立派になった^^ウロチョロするようになった^^
アブラムシを食べてくれるいい子なんです。
カエルちゃんもまったり^^
ここではみんなまったり。
紅花も続々と開花。
積むのが大変。
積んでも積んでも朝来たらまた満開。
紅花祭り^^
早く咲ききってほしい。。。
野菜畑では赤カブの収穫。
これも手作業。
雨が多かったのでぐちょーーーーってしたのを触ると鳥肌が立つんです。
漬物では高級品なんですって・・・信じられない^^
安平の観名所。
菜の花畑で少し気持ちのリフレッシュ^^
青い空と元気な黄色の菜の花が目が覚めるようです。美しい。
明日からは10年前に作ったお客様のウッドデッキのリフォーム。
我ながらがっちり作っているので解体も大変。家の外壁の塗り替えと同時に全く同じデザインでとの要望です。
図面を引かなくてもしっかり頭に入っているので図面なしでサクサクできました^^
美しい^^
久しぶりの大工仕事は楽しかった^^
さて畑に戻って
目まぐるしく日々が過ぎて空も葡萄も秋の気配。
ピノノワールのヴぇレゾンが始まりました。
今年は北海道ワインアカデミーをしっかり受講することが出来ました。
同じ品種でもテロワールや醸造家でこんなにも味が変わるのかと驚きもありますがドキドキもします。
うちの畑でできたワインはどうなんだろうと・・・
コロナ禍で秋はオンライン授業になりましたが講師の先生の方々のとても興味深く為になる授業を受けることが出来まして感謝しかありません。
秋は収穫仕込みと慌ただしくなりますが来年のための柱入れをして
そろそろ収穫です。
まだ不ぞろいの果実ですがそれなりになっています
感動の瞬間です。
この度ももちろん千歳ワイナリー様で委託醸造をお願いして手作業による除梗です。
少ないからこそ貴重な体験。
どんどん入れて絞っていきます。
千歳ワイナリーの三澤社長と工場長に試飲・・・
緊張します。
糖度が低かったのでややあっさり。
後は瓶詰までしばし樽の中でじっくり熟成して。
畑ではハウスの除雪。
ヤマボウシの枝先にたくさんの雪の華が咲きました。
融けて雫になったその中に明るい未来があることをねがいます。
2020年は大変な一年でしたがそれでも前に向かって歩いていこう。
そして、今年は心安らかな日々が訪れるように・・・・・